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【4/4更新】帯状疱疹予防接種について

  • asanonaika
  • 3月27日
  • 読了時間: 4分

更新日:2 日前

*****************************************************

4/1より65歳以上の方を対象とした公費での帯状疱疹ワクチン予防接種が始まります。

生ワクチン(水痘ワクチン)を1回接種か、不活化ワクチン(シングリックス)を

2回接種のどちらかを選んで実施します。

対象年齢かどうか、ご確認下さい(65歳以上の全員ではありません)

●いずれのワクチンもご予約が必要です。

●お電話・窓口で、ワクチンの選択についての相談は受けかねます。

  ➡予防効果の違いについては本稿最後の記載をご参照下さい。

   シングリックスの方が幅広い方に適応します。

●対象年齢では無い方にも自費にてお受け頂けます。

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【帯状疱疹について】

帯状疱疹とは、水ぼうそうと同じヘルペスウイルスで起こる皮膚の病気です。

体の左右どちらかの神経に沿って、痛みを伴う赤い発疹と水ぶくれが

多数集まって帯状に生じます。

80歳までに約3人に1人が発症するといわれています。

加齢や疲労、ストレスで免疫機能が下がると、体内に潜んでいるウイルスが活性化して

帯状疱疹を発症することがあります。

このような中、高齢者帯状疱疹予防接種が、令和7年4月から予防接種法令において

B類の定期接種に位置づけられました。

岡山市では、令和7年度の対象者の方に対する接種を以下のとおり行います。

ただし、この予防接種を受けることに義務は課せられていませんので、

本人が希望する場合のみ接種を受けてください。


【令和7年度の対象者】

1.令和7年度に次の各年齢となる岡山市民

  65歳:昭和35.4.2生~昭和36.4.1生

  70歳:昭和30.4.2生~昭和31.4.1生

  75歳:昭和25.4.2生~昭和26.4.1生

  80歳:昭和20.4.2生~昭和21.4.1生

  85歳:昭和15.4.2生~昭和16.4.1生

  90歳:昭和10.4.2生~昭和11.4.1生

  95歳:昭和5.4.2生~昭和6.4.1生

  100歳:大正14.4.2生~大正15.4.1生

  101歳以上:~大正14.4.1生まで

※101歳以上の方は、令和7年度のみの対象となります。

※65歳を超える方については、令和11年度まで、

5歳年齢ごと(70.75.80.85.90.95.100歳)に接種対象とする経過措置を行います。


2.満60歳以上65歳未満で、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に障害を有する人

(身体障害者手帳1級程度)

※接種の際には、対象障害1級の身体障害者手帳のコピー又は同等と認める診断書を

医療機関へ提出することが必要です。

(詳細は保健所感染症対策課までお問い合わせください。)


【実施期間・回数】

令和7年4月1日から令和8年3月31日までに、生ワクチン(水痘ワクチン)を1回接種か、

不活化ワクチン(シングリックス)を2回接種のどちらかを選んで実施します。

いずれのワクチンもご予約が必要です。

●お電話・窓口でのどちらのワクチンが良いかの相談は受けかねます。

  ➡予防効果の違いについては本稿最後の記載をご参照下さい。

   シングリックスの方が幅広い方に適応します。

※定期接種として助成を受けられるのは、どちらか一方のみで生涯一度きりです。


※不活化ワクチンは、1回目の接種から2か月~6か月までに2回目を行う。

計2回を令和8年3月31日までに接種する必要がありますのでご注意ください。


【自己負担額】

公費の場合

 ・生ワクチン(水痘ワクチン)¥4,480

 ・不活化ワクチン(シングリックス)1回 ¥11,080(計2回必要です

 ●助成券・無料券の対象者は記載の金額になります。


自費の場合(当院)

50歳~64歳のご希望の方には自費にてお受け頂けます。

 ・水痘ワクチン     ¥9,000

 ・シングリックス 1回 ¥21,830 (計2回必要です)


【持参物】

住所・氏名・生年月日がわかる本人の公的身分証明書 

身体障害手帳(1級)の写し、または診断書(対象者のみ)

助成券、無料券(対象者のみ)


【ご参考:ワクチンごとの接種する間隔と、接種に対する予防効果・禁忌について】

生ワクチン(ビケン) 生涯1回まで 1回で終了 

  接種後1年時点:6割程度

  接種後5年時点:4割程度


水痘ワクチン(生ワクチン)が禁忌(接種不可)な代表的な方は以下の通りです。

 ・妊婦(全妊娠期間を通じて)

 ・ステロイドや免疫抑制剤、抗リウマチ薬、生物学的製剤などの治療を受けている人

 ・未治療のHIV患者

 ・原発性免疫不全症の人

 ・明らかな発熱がある人

 ・重篤な急性疾患にかかっている人

 ・本剤の成分によってアナフィラキシーを呈したことがある人

 ・明らかに免疫機能に異常のある疾患を有する人

 ・予防接種を行うことが不適当な状態にある人


不活化ワクチン(シングリックス)生涯2回まで

2回目:初回接種の2か月後から6か月後の前日まで

  接種後1年時点:9割以上

  接種後5年時点:9割程度

  接種後10年時点:7割程度


シングリックス(不活化ワクチン)が禁忌(接種)不可能な方は以下の通りです。

水痘ワクチン(生ワクチン)比べ接種不可能なケースは比較的少ないです。

シングリックスの方が幅広い方に適応します。

  ・明らかな発熱(通常37.5℃以上)がある方

  ・重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな方

  ・本剤の成分によってアナフィラキシーを呈したことがあることが明らかな方

  ・予防接種を行うことが不適当な状態にある方


 
 
 

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